硬化コンクリート診断調査・非破壊検査業務

建築工事及び土木工事における硬化コンクリートの診断調査

軟・硬を通じた『プロフェッショナル』だからこそ・・・

近年、我々が共有する社会資本の長寿命化に関心が集まっています。国としても、阪神淡路大震災が発生した1995年に施行された「建築物の耐震改修の促進に関する法律」(2006年に改正)、2007年に国土交通省により道路橋を対象に創設された「長寿命化修繕計画策定事業費補助制度」などに代表されるように、具体的な施策を打ち出し、構造物の耐震化・長寿命化に取り組んでいます。構造物を耐震化・長寿命化させるためには、「施工を良好に行うこと」と「維持・管理をしっかり行うこと」が必要ですが、その両局面において構造物の状態を正しく見極める「躯体調査」の作業は非常に重要です。

弊社に躯体調査をご用命いただいた際には、コンクリート主任技士とコンクリート診断士の資格を兼備したスタッフを派遣させていただきます。硬化したコンクリートの状態を診断するにとどまらず、当該構造物の施工時の状況・使用した配合・材料に至るまで精査することにより、より精度の高い躯体調査を行うことが可能です。

  • コンクリートコアによる圧縮強度調査
  • リバウンドハンマーによる圧縮強度推定調査
  • コンクリートの塩化物含有量調査
  • コンクリートのひび割れ調査
  • コンクリートの中性化調査
  • 鉄筋位置・かぶり厚さ・腐食度調査
  • 変状の原因推定及び補修方法提案

現状のコンクリート構造物だけで判断するのではなく、過去の製造・施工過程にまで遡及することができます。